ノースリーブロリコングラサン総帥ことシャア・アズナブルの華麗なる女性関係をまとめ

なにかとロリコンと呼ばれるシャアなので、彼女らの年齢とシャアとの年齢差も記載します。

年齢の違いが決定的なロリコンではないことを、うぉしえてやる!

シャアが生涯付き合った女たち

宇宙世紀稀代のプレイボーイ、シャア・アズナブル

以前の記事「シャアは本当にロリコンか検証してみた」でも書いたのですが、シャアが付き合った女性たちを年齢差つきで一覧にするとこんな感じ。

  • 0079:ララァ・スン 16歳 当時シャア 20歳(-4歳)
  • 0080:ナタリー・ビアンキ 19歳 当時シャア 21歳(-2歳)
  • 0080:ハマーン・カーン 14歳 当時シャア 21歳(-7歳)
  • 0086:レコア・ロンド 23歳 当時シャア 27歳(-4歳)
  • 0093:ナナイ・ミゲル 24歳 当時シャア 34歳(-10歳差!)
  • 0093:クェス・パラヤ 13際 当時シャア 34歳(-21歳差!)

実際に付き合ったわけではないけれど、シャアの女性関係を語るにおいて外せないハマーン・カーンとクェス・パラヤも記載します。

ララァ・スン(当時16歳、4歳差)

初代機動戦士ガンダム、通称ファーストガンダムでアムロとシャアとの三角関係にもつれ込み、2人の対立を決定的にした悲劇のヒロイン、ララァ・スン

シャアいわく母になってくれたかもしれなかった女性。歳下なのに。罪深いバブみです。

ララァが16歳で一年戦争当時シャアは20歳なので歳の差4歳。のちにララァの存在がシャア=ノースリーブグラサンロリコン総帥説を生むこととなりますが、16歳と20歳ならギリセーフな気もします。当時人口激減した時代で、多少の歳の差を気にしている場合でもなかったでしょうし。

シャアに出会う前は家族を養うため出稼ぎに出て娼館に入れられたり、ニュータイプ能力をギャンブルに利用されたり、散々な生活を強いられているんだァ! 状態でしたが、のちに出会ったシャアが保護。ニュータイプ同士は惹かれあうってやつですかね。

高いニュータイプ能力を見込まれジオン軍のニュータイプ部隊の一員として活躍するも、シャアを庇ってアムロのビームサーベルを受け戦死してしまいました。

これがアムロとシャア両名に深い傷となり、Zガンダムでは一度協力しあった2人が、結局は逆襲のシャアで再度戦う一因となっています。

シャアはモビルスーツの操縦に絶対の自信があり、戦場が宇宙空間であってもパイロットスーツを着ない主義でした。

が、のちに立場的に上官となったララァによる命令形式のお願いを快諾し、以後パイロットスーツを着ることに。このときすでに覚醒済みだったアムロことアフロとの戦いに、不安が覚えたのも快諾の一因かもしれません。

その後、ア・バオア・クー内部で互いに機体を失ったアムロと剣による生身での決闘の際にアムロの剣がヘルメットの眉間の部分に突き刺さり、「ヘルメットがなければ、即死だった」と名セリフが飛び出します。

ララァのお願いがシャアの命を救ったのです。「母になってくれたかも知れない」とか言ってる場合じゃねーぞロリコン。

ナタリー・ビアンキ(当時19歳 / 2才差)

一年戦争直後、アクシズに逃れたシャアとハマーンの邂逅と決別を描いた漫画作品「機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像」に登場した女性将校。階級は中尉。

シャアと付き合ったのが19歳でまた10代か……って感じですけど、いってもシャアは当時21歳。割りと健全な歳の差です。

実はナタリー中尉こそ、ガンダム史において唯一シャアの子を身ごもった女性です。

しかしナタリー中尉はその子供を産み落とすことなく、アクシズの内紛で命を落としています。無事生まれていればシャアの子供がUC2に登場したかもしれないのに。残念。

ちなみに同時期にまだシャアに恋する少女だったハマーンがナタリーの危険を事前に察知していながら死に関わっています。

Zガンダム作中でシャアが頑なにハマーンを拒絶していたのは、ナタリーを見殺しにしたことも一因なんですね。もちろんミネバをあのように担ぎ出したことも許せなかったのでしょうけども。

その辺りが描かれているのが機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像。ファーストガンダムとZガンダムの間を埋める作品であると同時に、見事なまでにクェスっぷりを見せる少女ハマーンも見られて面白い。オススメです。

ハマーン・カーン(当時14際 / 20歳、年齢差7)

男女の関係にあったわけではないですが、ハマーン様もまたシャアの女性遍歴を語るにおいて外せない重要人物。

Zガンダム登場時は20歳でしたが、先述のマンガ作品機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像で14歳のロリハマーンが
登場します。なんとなく匂わされながらも詳しくは語られなかった2人の関係性が描かれており、まだスレていないハマーンが一途にシャアを想う健気な姿を見ることができます。

しかしハマーンと仲がよかったナタリー中尉がシャアの子を身ごもったことでハマーンはダークサイド堕ち。アクシズの内紛でナタリー中尉の身に危険が迫っているのを知りながら警告せずに見殺しに。ダース・カーンかな。

このことが直接の原因でシャアとハマーンの間には亀裂が走りました。ミネバ育成の方向性だけが問題だったわけではないようです。

その後はZガンダムやZZガンダムで描かれた通り、20歳の若さで実質トップとしてアクシズ、ネオ・ジオンを率いてエゥーゴや地球連邦軍をも圧倒しています。

若いのに素晴らしいカリスマと統率力。グレミーの反乱のことは言うな?

ZやZZで見た凛々しいハマーン様の姿はどこへやら、14歳ロリハマーンのシャアに恋い焦がれるその純真無垢な姿はまるでクェス。

なんだかんだでシャアがクェスに冷たかったの、ハマーンのせいでその天真爛漫さがとんでもなく残酷にもなりうることを身をもって知っていたせいかもしれません。

ろろろロリコンちゃうわ!

レコア・ロンド(当時23歳、年齢差4)

Zガンダムで登場し、シャア=クワトロ大尉に都合のいい女扱いされた可哀想なレコアさん。

クワトロ大尉やエゥーゴにいいように使われることに嫌気がさし、自らの感情を優先して女をやるためエゥーゴを裏切りティターンズへ渡った挙句、戦死。

対称的な「自らの正義のためティターンズを裏切り、女ではなく軍人であること」を徹底したエマさんによって倒されたのがまた悲劇的ですね。

Zガンダム当時、レコアさんの年齢は23歳。シャア27歳とは4歳差。

つまりレコアさんはララァと同じ歳なんです。ララァも生きていればZガンダムの頃は23歳になっていたはず。

見事にここまで全員年下。やっぱりシャアは年下が好きなのかな……

ナナイ・ミゲル(当時24歳、年齢差10)

ナナイ・ミゲルは逆襲のシャアに登場したネオ・ジオン戦術士官にしてニュータイプ研究所の所長。

24歳の若さで出世しすぎな気もするけど、20歳でネオ・ジオンの指導者やってたハマーンの例もあるし驚かない。きっと相当有能だったのでしょう。小説版ベルトーチカ・チルドレン作中でそんなことが書かれていたような気もする。

同時にシャアの副官であり恋人と、まさしくシャアが公私ともにお世話になった女性です。失礼だけど恋人っていうより愛人って方が似合うのはなぜだろう。

結構老けて見えるけど実は24歳。ベルトーチカ・チルドレンの登場人物紹介で描かれたメスタ・メスアの絵の方が24歳っぽい。

クェス・パラヤ(当時13歳、年齢差21)

逆襲のシャアで登場したララァ枠の女の子。悲劇のヒロインです。ララァと違うのはキャラが子どもっぽすぎてじゃっかんウザいところ。とはいえ13歳って年齢を考えればこんな感じでしょうけど。

ニュータイプらしくアムロに惹かれるも、すでにチェーンと付き合っていたことで諦め。その後現れたシャアの思想に共感してシャアの下に走ります。

13歳でありながらニュータイプ専用機に乗せられ実戦に駆り出され、多くの連邦軍兵と(そうとは気付いかずに)実の父をも殺しています。そこまでやってもシャアは振り返ってくれなかったけれど。

結果的には片想いのままシャアに兵器として利用され、自身を説得にきたハサウェイを庇って死ぬこと。

っていうか、チェーンがいてアムロには取り入れないと思ったはずなのに、ナナイがいるシャアはイケると思ったのがちょっと謎。その辺が子どもってことでしょうか。思想こみで惚れ込んだシャアのことは諦められないってことかもだけど。13歳ですもんね……

まとめ:シャア・アズナブルの華麗なる女性関係、女性遍歴

ララァが生きていたらレコアさんと同じ歳とか、ナナイ・ミゲルが24歳でシャアとは10歳差とか結構意外なんですよね。

初期ガンダムって基本的に老け顔ですよね。女性ではないけれどファーストガンダムのドズル・ザビが28歳がその最たるものな気がする。

なんだろう、宇宙世紀の人々は宇宙の過酷な環境のせいで老け顔気味なのだろうか……